甲府FW,カバーシャドウの動き

甲府の守備配置は4-3-3だった印象。

特に敵陣では前線3枚の15飯島,99ウタカ,51アダイウトン

が中を固めるような動きでサイドにボールを追いやっていた。アダイウトンは自陣ではレフトサイドハーフの位置についていた。

基本的にFWはカバーシャドウ(パスコースを消すという意味)と呼ばれる動きで敵のボランチのパスコースを封鎖していた。FW内でチャレンジ&カバーの連続をしながらサイドにボールを追いやるという狙いが感じられた。

ちなみにサイドにボールが渡ったらサイドバックが縦を切り、ボランチやプレスバックをしてきたFWと挟み込むという奪い方

↑典型的なカバーシャドウ

ボランチのパスコースの上に立ち、ボールを入れさせない。サイドに追いやる。

カバーシャドウのコツは首を振りながら後ろを確認すること。

カバーシャドウのメリットは後ろの選手が予測しやすくなり、無駄な体力を消耗させずにすむ。

 

おまけ

大分のマンツーマン守備をはがしたワンプレー

10鳥海がいなすようなトラップで敵を2枚剥がす。

ウタカにスルーパス

カウンター

ウタカは相手に向かってドリブル。敵を押し込む狙い。

大分DFはクロスステップで後ろに下がる。

カウンターアタックは大外を狙うことが大事。

ウタカは大外の51アダイウトンにパスを出したがパスミス。狙いは良かった。