パスの蹴り分けと二軸リフティング

下の選手(イニエスタなど)

パスの蹴り分けは歩くように自然に蹴ることがポイント

軸足は蹴るときに地面を押すイメージで着地すると上手くいく。

こういった動作を染み込ませるには二軸リフティングです。

https://youtu.be/icLhjaX79-U?si=17NPTrRBfaeccn87

リフティングでの決まりごとはくの字にならず自然な姿勢でリフティングをすることが大事です。ボールを蹴った足をそのまま元の位置に戻すことを意識すると良いです。ゴムチューブを足につけてボールを蹴ると感覚が分かりやすいです。

イニエスタ、シャビ、ブスケツのリフティングでは当然のようにボールを蹴った足を元の位置に戻しています。

 

イーフットボール守備のコツとゾーンディフェンス

守備のコツとゾーンディフェンス

まず守備のコツの前に原則として、

・無闇に飛び込む守備をしない

・スライディングはしない

ことが大事です。

第一線(CF)、第二線(サイドハーフ、中盤)、第三線(SB、CB)の順に前線から解説をしていきます。

CFは中を固めて、サイドに追いやる守備が理想

無闇にプレスを掛けに行ってしまうと、背中を取られ相手の中盤の選手がフリーな形でボールを受けてしまう。

中を固めて、相手の中盤にパスを出させない。

カバーシャドウと呼ばれる動き

逆サイドのCFは絞ることが大事

サイドにボールが渡ったら、CFの守備は完了

第二線サイドハーフの選手は縦を切り、味方の多い方に追いや

中盤の選手はカバーに入り、逆サイドのサイドハーフは絞ります(中を固める

三線の守備

SBは縦を切ります。

ドリブラー対策と斜めのパスでCBを引きずり出させない為です。

CBと逆サイドのサイドバックは絞ります。ディアゴナーレ

サイドバックSBがファーストディフェンダーの場面では中盤やサイドの選手が降りてきてCBとSBの間をカバーさせるようにします。

そうするとSBがドリブルやパスで交わされてもCBがゴール前から出てしまうことなく、中盤やサイドが対処できてボールが奪えます。

カウンター場面ではボールホルダーには飛びかからず、まずは後ろに下がり、自陣のゴール前に選手を固めるように意識しましょう。 

4-4-2のゾーンDFができるようになったらアレンジするのもあり。

5-3-2や5-4-1、4-3-3、4-3-1-2など。

5-3-2の場合は左CMFと右CMFが4-4-2ゾーンディフェンスのサイドハーフの役割と同じなのでそれを意識すると良いです。

ちなみに現実だと最近はシメオネアトレティコマドリーが5-3-2のゾーンDFを採用している。

↑配置はこんな感じ。攻撃時にサイドを広く使いたいのでSBをエディッドで張らせるようにしてます。



香川の得点シーン

セレッソ対PSG

香川の得点シーン

 

高い位置でボールを奪う

左サイドの選手が相手向かってドリブル

このとき、香川はボールホルダーとゴールには近づかず、その場に留まる

その場に止まっただけなのにマークが剥がせている。

ボールを貰い振り抜きの速いシュート

ボールを貰うまでに無駄な動きをしていない。ボールホルダーに対して斜め下に立ち、止まっただけで相手のマークを外した

 

浮かすパス

インテルアルナスル

 

フェデリコディマルコが相手と向かいあってボールを触る。

後ろからサポートにきた選手がいたためボールをその選手に預ける。

 

グランダーのパスが相手に当たると予測したのか、ボールを浮かすパスを選択する

 

この技術は相手に向かってドリブルをしているときのプラスαのような技だがかなり有効

自主練方法は特にないがチームのボール回しのときに浮かす癖を身につけたい。

ボール回し中に相手の足に引っかかりそうな場合に浮かすという選択。

これを意識的にやり試合中は無意識に使えるようにしたい。

 

 

ヴァンフォーレ甲府 天皇杯、鹿島戦レビュー

ヴァンフォーレ甲府の鹿島戦を見て思ったことを書きます

 

間延びの原因となるプレス

飯島のプレッシングから間延びしピンチを招いたシーン。

飯島が相手のGKまでプレスをかけにいくシーンなのですが、そもそも1-0で勝ってる状況でわざわざボールを追いに行くメリットがない。

これが負けてる状況なら別ですが、そのあと飯島がプレスを、掛けに行ったことで中盤の選手も連動しなきゃ行けなくなり飯島の後を追うような形になります。

ですが最終ラインはGKが前を向いてロングキックを蹴ろうとしてる状況なのでラインを上げるわけには行けない。そして中盤と最終ラインの間に間延び生じます。結局、プレスを受けた鹿島のGKはロングキックを選択し甲府CBがクリアをしますが、中盤の選手と間が開いてることにより相手にセカンドボールを拾われミドルシュートでピンチを招きました。

これは飯島に限った話ではなく松本も、なんならJリーグではよくあることだが

飯島も松本も守備意識はあるけど、守備強度がかなり低い

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2軸トラップのコツ

2軸トラップをするときのコツを解説して行きます。

コツの前に2軸の意味を解説すると、蹴り足に体重を乗せるということです。パーツごとに動くのではなく、一連の動作で動くということです。

 

2軸トラップのコツ

 

ボールがこちら(自分)へ来ること前提での話です。

画像の試合はブンデス22/23シーズン 

1節フランクフルト1-6バイエルン 

バイエルン5点目、ニャブリの得点シーン

 

1.軸足に力を入れる(踏み込む)

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2.軸足で地面を蹴って、ボールに向かってジャンプ(蹴り足に体重が行く)

 蹴り足荷重 ↓

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3.ボールを踏むようにトラップ ↓

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一連の動作

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2と3を特に意識すると良いです。

2、3は同じ動作でできると良い

 

 

2軸トラップのコツ

1.軸足に力を入れる

2.軸足を地面に蹴って、ボールに向かってジャンプ

3.ボールを踏むようにトラップ

 

簡単な自主練

 

この練習は対面パス、壁打ちができる公園があれば、あまり必要ないですが、壁打ちがない、できない公園もあるので紹介します。

 

用意するものはボールだけです。

体の正面にボールを置きます。

 

1mくらい体から離して地面に置く。

 

1.片足立ち

2.ボールに向かって片足ジャンプ

2.5.ボールに触る部位はアウトサイド(インサイドだと引っかかる)

3.トラップした後、止まることなく自然に歩けてれば成功です。

 

 

これができるようになると、ボールをもらった時などにスムーズに次の動作に移せるようになります。

 

以上です。

 

ありがとうございました。